現実

現実を見つめ直す。

Xの悲劇とYの悲劇を立て続けに読んでみた。

今日のBGM:In Flames『Come Clarity』 

Come Clarity

Come Clarity

  • アーティスト:In Flames
  • 出版社/メーカー: Ferret Records
  • 発売日: 2006/02/07
  • メディア: CD
 

スウェーデン出身のメロデスの大御所In Flames

初期はまさにメロデスの傑作集での印象だったけど、方向性をアメリカのヘヴィメタルに徐々に変化させてきて、この6thアルバムでそれまでの集大成を極めた。

結論を最初に言うのですが、このアルバムは全てのメタラーにおすすめできるメタルアルバムの一つです。一曲目から怒涛のように爆走していき、しかし、その中にはメロデス特有の「慟哭」があるんです。ただ激しいだけでなく、どこか哀愁が漂うと言うか・・・。そんな感じがラストまで続きます。

ギターのザクザク感はスラッシュメタラーにも受けそう。高音シャウトは同じメロデスChildren Of Bodomより数倍キレイ。で実際歌唱力云々の評価は賛否両論みたいですが、私は万人に勧められるレベルだと思います。

いろいろなサイトをみましたが、このアルバムに関しては、軒並み高評価で、とにかく捨て曲なし。是非、いいプレイヤー、いいヘッドホンで聴いて欲しいですね!

 

 

 

 

 

 

 

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最近は、珈琲館のメロンソーダにハマっています。
 

 

 

 

 

さて、私は本を読むのが好きです。特に本格推理小説が。

ここ数年はほぼ推理小説しか読んでいません。そして、数年前は、月に何冊読んだか、そして年末になるとそれを集計して、1年間に何冊読むことができたか、と本を何冊読んだかにこだわりもあるぐらいでした。最近はもうなんかめんどくさくなったのと、電子書籍を読む機会も増えてきて、キンドルでさっと読んだ文はカウントすべきか、しないべきかで迷う場面があり、辞めてしました。

 

 

このように、ミステリ小説が好きと言いながら、実は古典における金字塔である、エラリークイーンの『Yの悲劇』を読んだことがないのです。

Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)

Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)

 

 

このYの悲劇というのは、日本では、オールタイムベストでも1位になるような本格推理小説のいわゆるトップオブザトップあり、現代の推理小説にも多大な影響を与えているとてつもない作品です。

 

 

 

ということで、読んでみましたよ。3日間ぐらい使って!しかも調べたところによると、このYの悲劇は、ドルリーレーンという探偵のシリーズ物になっていて、4部作らしいんですね。それで、『Yの悲劇』と同じくらいの評価を受けている『Xの悲劇』も併せて読んでみました。

Xの悲劇 (角川文庫)

Xの悲劇 (角川文庫)

 

 

 

 

 

 

結論から言うと、2作品とも素晴らしい。

まさに本格推理小説史上に残るとてつもない作品。実際、世に出されたのが、なんと1930年代でもう80年以上前になります。さすがに社会情勢も大きく異なっているので、現代のミステリを読みあさっている人にとっては古いかもしれませんが、内容としては、今出されている現代の本格推理小説の原型にもなっているのではないでしょうか。確かにDNA鑑定とか携帯電話とかがない世界ですから、テクノロジーの進化と言う意味では古くはなってしまいますが、使用されているアイデアだったり、トリックのたね、それを解決する論理的な技巧、犯人あて・・・など、今の推理小説より優れているところいっぱいありますよ。

 

日本ではとりわけ『Yの悲劇』が人気みたいで、著名な推理小説家もよくマイベストに挙げられるなど目立っていますが、『Xの悲劇』中々とてつもないことやってんなーって感じです。あんまり書くとネタバレになってしまいますが、犯人あては痺れました。これを80年前にもうやっているのか、といった感じ。