現実

現実を見つめ直す。

「The Insulated World」ざっくりとしたレビュー【DIR EN GREY】

 

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不気味なジャケット・・・。

 

 

 

 

 前作から約3年9か月ぶりの10枚目のアルバムが発売されました。シングルの「詩踏み」「人間を被る」が結構いい感じだったので、アルバム発表当時から期待していました。

 

 

 最近はあまりCDを買わずにApple musicでひたすらストリーミングで聴いていたのですが、今回は新しいワイヤレスのヘッドホンも買ったことだし、せっかくなので、発売日にCDショップで買うことにしました。

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 最近はCDショップもかなり減ってきているみたいで、以前は駅前に数店舗かあったのですが、1店舗(残りはブックオフみたいな中古品売り場)のみになってしまって、しかも品揃えが全然よくないという状況。

 

 

 それで、仕事終わりに寄ってみたのですが、なんと発売日は売り切れ・・・でした。

 熱心なファンしかDIRのCDは買わないので、いつも初動売り上げはとてつもない売れ行きなのですが、今回はまさか発売日に売り切れ。さすがに電車乗って大きいCDショップまで行く気力は無かったので、その日は諦めました。

 

 

 次の日に行っても、入荷されておらず、そのまた次の日も・・・こんな感じで最終的に手に入ったのが、1週間後の10月頭でした。昔はフロア全てがCD売り場で、品揃えもよかったり、V系コーナーも作られたりと、充実していたんですが、今はスペースが6分1ぐらいになってしまって、扱うCDも限定的なものでかなり寂しいです・・・。

 

 

 さて、肝心のアルバムですが、アマゾンのレビューにもチラチラあるように、過去のアルバムと比べると、最も激しい仕上がりになっていると思います。歌詞の内容も、これまでは比喩を用いたりして、内容はかなり難解なものでしたが、今回はかなりストレートに表現していて、初見で見て、なんか・・すごい・・・ネガティブさというか、深いところまでは語れませんが、精神的、肉体的にも痛々しい内容となってます。

 

 

 また、全ての曲に「生」と「死」といったような共通の内容を表現していて、アルバム全体を通して、壮大なテーマが貫かれています。最後の「Ranunculus」については、事前にPVも公開されていて、アルバムのリード曲となっていますが、歌詞の内容に救いがあって、ARCHEにも通じるものがあるなーと個人的に思ったりしたのですが、このアルバムの終わりに見事にハマったと思います。全体を通したうえで最後のこの曲を聴くと完成度高いなーって思いますね。

 

 

 前作「ARCHE」からかなりの期間、過去のアルバムを冠したツアーをやっていたため、このアルバムにもそういった趣向が反映されているというレビューもあったりしますが、私は楽器とかをやっているわけではなく特段音楽に詳しいわけではないので、詳しくは分かりません。ただ、メタル要素は薄いです。また、ヴィジュアル系っていう感じでもないので、このバンドのジャンル分けは本当に難しい。Vocal(DIRの場合はVoice)の京の声の多彩さがかなり激しく、今まで聴いたことのないようなシャウトもあり、一体、喉の筋肉どうなってんだって感じです。

 

 

 個人的には、1曲目から3曲目「軽蔑と始まり」、「Devote  My Life」、「人間を被る」の激しい流れが好きで、結構リピートしています。特に「人間を被る」のシャウトがアルバム版のほうが好み。