現実

現実を見つめ直す。

00年代のV系~ガゼットの思い出~

 以前の記事では、90年代後半のV系について、書いたが、今度は自分がCDを買えるようになって、本格的にV系にハマるようになった00年代について、書いていきたいと思う。

 

 

 

 前に書いた記事↓↓↓

saya1988.hatenablog.com

 

 

 

 00年代を支えたバンドはいくつかあるが、今回はガゼット扱う。このバンドは今でもシーンの第一線にて活躍し、動員数では、V系イチだが、駆け出しのころから、CDを買っていた自分にとっては、まさにドリームだ。

 

 

 最初の出会いは、学校での友人より、このバンドの存在を教えてくれたこと。Dir en greyにハマっていた私に似たような系統のバンドを紹介してくれた友人がいなければ、また少し違った人生を歩んでいるに違いないだろう。

 

 

 

 最初のバンド名を教えてくれたのち、ホームページで彼らを検索してみたが、その時の最初の印象として、Dir en greyのパクリバンド」といったところか。

 まあ、これはどのバンドもしょうがないんだけど、大体、聴いている、あるいは尊敬しているアーティストにビジュアルは寄せてくる。ガゼットの初期もまさにDir en greyを意識した感じで、見た目だけでなく、曲調も「それ」を完全に意識していた。デスボイスの出し方や楽曲の構成、タイトルなど・・・

 特にボーカルのカラコンの使い方が、Dir en greyの京を完全に意識したものであった。本人たちは影響を受けたバンドとして、「LUNASEA」をよく挙げているが、どちらかといえば、歌唱法については、Dirか黒夢のビブラートをかなり意識していたと最初は思った。

 

 

 

 しかし、その中でガゼットに特徴的だったのが、メロディーがしっかりしている、という印象だった。まず、聴きやすい。ポップでは勿論ないんだけれど、サビがしっかりしていて、印象に残る。そして歌も結構よい曲がそろっていた。

 また、ホームページも作り方も凝ってた。楽曲をクリックすると、サビの一部分が視聴できるようになっていて、ネット初期の売り出し方としては良かったと思う。ガゼットの売りである、歌モノのよさが視聴により、PRできていたからだ。自分としてはこの「ホームページで売りであるメロディーを聴かせる」、といった手法にドはまりした。結局、学校から家に帰ってきては、ネットからサビの部分だけ何度も視聴する、といったサイクルになり、ガゼットにハマることになる。

 

 

 

 当時V系のインディーズチャートを制圧していたガゼットであるが、最初に私がハマったのは、「ザクロ型の憂鬱」を含んだシングル3連続リリースらへん。この時らへんにはインディーズでの人気は頂点に達していたと思う。

 今でも節目節目で演奏される「未成年」はめちゃめちゃ完成度が高く、学校でも友人に勧めたりしたが、あまり聴いてもらえなかった。まだ、V系が一般に認知されていなかった時期だからだ。演奏技術については、あまり詳しくはないが、メンバー一人一人の個性が出ている楽曲で、何よりも歌、メロディーが良い。なので、初期ガゼットの入り口としてはおすすめです。

 結局インディーズで出されたミニアルバムは順次すべて購入し、MDプレイヤーに入れていた。今聞くと、先輩バンドのいいトコどり、といった印象がぬぐえないが、どの曲にもサビを含めたメロディーがしっかりしていて、売れる要素は含んでいたと思う。

 

 

 

 その後、メジャー一発目のシングルとして「reila」を発売。このころ、部活漬けの毎日だったけど、ガゼットの曲については、以前と同じようにネットからよく聞いていた。この「reila」のカップリングである「春雪の頃」が凄まじく良曲で、イントロから感動したのは覚えている。もちろん表題も良曲。この時点でインディーズのレベルは凌駕していたんだよね。

 そしてフルアルバムのNILを発売。もちろん発売日にタワーレコードまで買いに行った。この作品が結構ターニングポイントだと個人的には思っていて、初期のV系的なイメージから脱却していって、ガゼットの個性を出した楽曲にシフトしていったような気がする。

 ここらへんから、自分が大学にあがる時期と被って、ガゼットとは疎遠になっていくのだが楽しい学生生活を一緒に乗り越えた思い出深いバンドの一つだ。

 

 

 

 今では昔からのV系スタイルは変えず、方向性はバンドの世界観をより濃く出せるよう進化をしていて、自分が昔聴いていたバンドが世界レベルで活躍しているというのも灌漑深いなと思う今日この頃。